FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top

黄昏の決闘 #04

(ハ、ハリケンブルーっ!)

おもわず拳をかためた。
ハリケンブルーに意識はなく、死人のような男に持ちあげられたまま、うなだれていた。

垂直のまま待ち受ける猛々しい男根にむかって、尻が、ゆっくりと下ろされていく。
亀頭が草むらをかきわけた。
死人のような顔をした男は、白銀の尻を微妙に動かして位置を探る。

(は……)
はいっちゃう。

その瞬間は、少年の脳裏に永遠に刻みつけられた。

ずぷっ。

と、音まで聞こえたような気がしたかと思うと、亀頭の先端がハリケンブルーにねじりこまれたのだ。
(ハリケンブルー……)
少年は足から力の抜けるような思いを味わった。

と――。

股間の違和感に刺激されたらしい。
ハリケンブルーの青いヘルメットが、重たそうに起きあがる。

軽く頭をふり、驚いたように男の顔を正面から見つめ、そして、ようやく異変を察知したのか、左右から慌ただしく下を伺おうとした。

ハリケンブルーが息を呑むのがわかった。

男の胸もとを押しのけようとするが、もはやスーツのパワーは機能していないのか、びくともしない。

ハリケンブルーは、必死で身をよじった。
だが、屈強な体格と、橋脚とのあいだにはさまれて、ただもがくだけだった。

その間にも、肉棒は一寸刻みで埋まりこんでいく。

これが正義のヒロインの姿だとは、信じられない。
白銀の太腿を、やみくもにじたばたさせる様は、力ずくで犯される女、そのままだ。

男根は半分がためりこみ、こうなっては、もう暴れることもむずかしい。
屈辱に耐えるように全身に力をこめたまま、ハリケンブルーはヘルメットの頭をイヤイヤと左右に降り続ける。

(に、逃げろっ)

少年の心の声もむなしかった。
最後の数センチを肉棒が進むと、まるで子宮口が押し上げられたかのように、ググと頭がのけぞる。

白いグローブが、素浪人の二の腕を握りしめていた。
ハリケンブルーは、M字開脚のその中心を、下から完璧に犯されていた。

(や、やられちゃった……)

バイザーのせいで、表情はわからない。
が、ハリケンブルーが愕然としているのは、見て取ることができる。

できるだけ相手から離れようと頭を退かせていた。
顎を引き、自らの股間を信じられないとでもいう風に見下ろしていた。

背中は橋脚。
まるでコンクリ壁を後ろに押し返そうとするかのように、裏返した左右の手のひらを、橋脚に押しつけている。

そのまま誰も身じろぎしなかった。
ただ動揺に息を大きくしたハリケンブルーの肩だけが、静かに上下するだけだった。

やがて白銀のボディースーツの太腿が、落ち着かなさげにみじろぎする。
まるで途方に暮れたとでもいうように、ハリケンブルーの頭がうなだれた。

「……」

男が、何事かを囁いた。
とたんにハリケンブルーはキッと顔をあげる。
ヘルメットの正面を、男の顔に押しつけんばかりの勢いで、男につめより、激しく言い返した。

会話の内容までは聞こえてこない。
が、男が囁くと、ハリケンブルーは負けじと言いかえし、一歩も引かない態度をみせていた。

さすがにハリケンジャーとしての矜持は伊達ではなかった。
たとえ犯されようとも、それで敗北を認めるつもりはないのだ。

が、左右の尻たぶを握りこむように抱きあげた男の中指が、ひそかに動きはじめていることに、少年は気がついていた。





[2006/09/01 15:00] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。