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乙女ノヒミツ #04

4 LAP

須塔美羽は、瞳の大きな明るい美貌に、少しおびえたような表情を浮かべて、トイレのドアを細く開けた。

と、ノックの相手が眼を丸くした。
「美羽……」

ゴーオンシルバーは、ほっと安堵した。
立っていたのは、仲間のゴーオンイエローこと、桜山早輝だったのだ。

透きとおるような白い肌と、清楚な黒髪が印象的な、眼を瞠るような美少女だ。
しかし、早輝の瞳に、なにか意味ありげな表情が浮かんでいることに気がつくと、美羽はにわかに不安にかられた。

「どうしたの、早輝?」
もしかしてあたしがトイレでしていたことを、知ってるの?
とは、さすがに聞けない。

「あの……」
と、早輝がおずおずと声をだす。

美羽と同じように、ゴーオンスーツを装着したままで、ヘルメットだけを外している。

「なあに?」
と、美羽が問いかけるが、早輝は何も言わずにうつむいたままだった。

美羽は小首をかしげた。
早輝をよく見れば、黄色いスーツの太腿を、もじもじと擦り合わせていた。

美羽は、あっと思い、
「ご、ごめん。早輝」
あわてて横にどき、場所を譲った。

「こっちこそ、ごめんね。あたし、和式がちょっと苦手だから」

いつもの明るい笑顔のなかにも、少し強張ったものを感じさせながら、早輝はトイレに入っていき、ドアをしめた。

美羽は手を洗い、銀のグローブをつけなおした。
外に出ると、陽光の眩しさに眼を細めながら、ヘルメットを装着した。

   ※

トイレバンキは、悠々と構えていた。

(へー。ゴーオンイエローってのは、こんな顔してんのか。可愛いじゃねえか)

シルバーに較べると、小柄な女の子で、ちょうど女子高生くらいの年頃だった。

とにかく色が白く、ほっぺたが柔らかそうで、どこか叙情的な雰囲気をそなえている。
スーツは黄色。
ちょうど五点式のシートベルトのようなハーネスがついており、窮屈そうな太腿のあたりの量感が、なんともたまらない。

トイレバンキが見守る前で、ゴーオンイエローはスーツのスカート部を捲りあげると、腰をふりながらパンツを降ろしはじめた。




<おしまい>




ご精読、ありがとうございます。
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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

[2009/02/27 03:15] | 乙女ノヒミツ | トラックバック(0) | コメント(5) | page top
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