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ハリブル痴漢包囲網 #02

通勤客で混雑する満員電車のなか。
ハリケンブルーは、シノビスーツの尻をこっそりと捲りあげられ、背後の男にヒップをまさぐられていた。

気が気でなかった。
他の乗客には知られたくなかった。
シノビスーツが痴漢をされている姿が公衆の面前に晒されるのは、実際に触られる以上に屈辱的なことのように思えた。

(――大丈夫)

と、野乃七海は自分に頷き言い聞かせた。
もしも私服を痴漢されていたならば、なにがなんでも阻止しなければ、ならなかったことだろう。生脚のミニスカを痴漢に狙われれば、下着のなかにまで手を入れられかねないからだ。

が、いまはシノビスーツを、身につけていた。
ジャカンジャの攻撃をしのぐ装備なのだから、痴漢ごときは、なんということもないはずだ。

痴漢は、「の」の字を描くように手を動かして、十八歳のプルンとした尻の弾力を、存分に愉しんでいた。
いくらか窮屈なコスチュームパンツは、ただでさえ、喰い込みがちだった。
それが、痴漢のてのひらでにじられるうちに、下の方から谷間に集まってきた。

ハリケンブルーは困惑した。
痴漢の手の中で、尻がぷりぷりと弾むうちに、キュンと勢いのある尻の丸みに押しのけられるようにして、白銀の尻たぶが、しだいに露わになっていくのだ。

(ちょ、ちょっと……)

ハリケンブルーは何度も後ろを振り向いた。
あまりにも薄いスキンスーツのせいで、まるで剥き出しの尻肌に指が置かれているような感覚だった。

恥ずかしさに顔が熱くなっていた。
まだ十八歳の若さだけに、誰とも知れぬ男にヒップを触られ続けるのは、さすがにつらいことだった。

と、痴漢の手が尻から離れた。

ホッとしたのもつかのまのこと、今度は手を手刀のようにして、左右の太腿の間に差し込んできた。

慌てて膝をきつく閉じたが、ふせぐことはできなかった。
手は、のこぎりをひくような具合で、前後にゆっくりと出し入れしつつ、少しずつ上に昇ってきた。
抜き差しのごとに、白銀の皮膜が、痴漢の指先に粘着して、ちょっと引っ張られるような感覚があった。
キュッと微かに音もした。
人の手が、滅多に触れることのない内腿に、指の動きはこそばゆかった。
腿の付け根に手が向かうにつれ、こそばゆさはたまらなくなってきた。
思わず太腿を擦り合わせてしまうほどで、しかも、ショーツの船底に指が近づいてくるではないか。

(いや…… そ、そこは……)

ハリケンブルーは、膝を交差させるような具合で、ハッと太腿を絞りこんだ。

だが、手はとまらなかった。
どんなにきつく挟みつけても、太腿の柔らかさが、手を固定することができなかった。
指は、内腿の付け根の、本当にきわどい部分まで迫ってきた。

(駄目っ!)

と、グローブの手を後ろにまわし、男の手首をぎゅっと掴んだ。
さすがに動きはとまった。
ハリケンブルーが、胸を撫でおろした途端、男の中指が立ち上がり、秘唇にむけて差し出されてくるではないか。

(あ……)

青いコスチュームパンツの船底の上から、プニッと指腹が、秘唇に触れるのを感じた。

一瞬、信じられなかった。
しかし指が接触していることは、確実だった。

男は指腹で、どこよりも柔らかなコスパンの基底部を、ふるふると揉みこんできた。

耳たぶのように柔らかな、舟形のふくらみだ。
青いコスパンは、それなりに厚みがあるとはいえ、小刻みに震える指の感触を、遮ることはできなかった。

(……)

ハリケンブルーは、ハッとした。
驚きのあまり身を強張らせたまま、指の動きに思わず引き込まれてしまいそうになる自分に気がついたのだった。

痴漢は手をおきかえた。
指先を下にした手で、コスチュームパンツのヒップを包みこみ、二本の指先を、尻の蕾のあたりから、船底に滑り込ませてきた。

(――あっ!)

ハリケンブルーは、マスクのなかで顔を真っ赤にして、うなだれた。
指先が、前後に動いていた。
肉厚の女唇全体が、見知らぬ男の指腹で柔らかくこすりかえされていた。
妙にムズムズとした感覚がわきおこってしまうのを、どうすることもできなかった。
ことに花びらがおりたたまれているあたりを指が通りすぎると、思わず下肢に力がこもった。

指先はしだいにストロークを大きくし、亀裂の始まりのあたりまで、奥深く差しこんでいくる。

ビクッと躰が強張った。
敏感な肉粒にも、指が届いていた。

(ああ……。ど、どうしよう……)

ハリケンブルーの腰から下で進行していることに、まわりの乗客たちは、気がついていなかった。
それがせめてもの救いだった。
行為が早く終わることを、ハリケンブルーは祈るような思いで待った。

と、こすられるリズムが中断した。
ハリケンブルーは固唾を呑んだ。
痴漢の指先が、コスパンのフチを探りはじめたのだ。

――っ!

と、ハリケンブルーは、悲鳴を喉に詰まらせた。
スッと指が、船底の内側に、横から差しこまれてきた。
火のような羞恥に全身が総毛だった。
白銀の皮膜に包まれた柔らかな肉唇に、指が触れているのだった。
しかも船底の内側で、指先はゆっくりと動きはじめるではないか。

(あっ、いやっ!)

恥辱に目が眩みそうだった。
青いブーツの靴底をにじらせて、踵を合わせた。
そうやって、下肢に力をこめていなければ、喉から声が漏れてしまいそうだった。

股布の内側では、窮屈すぎて悪戯をしにくいのだろう。
痴漢は、指先を器用に使い、コスパンの船底を横にズラした。

(ああ……)

と、ハリケンブルーはむなしい溜息をつく。
まるで恥部を露出されたような気分だった。
痴漢は、薬指を使って、コスチュームパンツを脇にたぐりよせたまま、白銀のスキンスーツを貼りつけた陰唇のふくらみに、本格的な指戯を送りこみはじめた。

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テーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学

[2009/01/10 21:00] | ハリブル痴漢包囲網 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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