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スリーピング・ビューティー #05

――仕方がない。

永瀬麗子はそう自分に言い聞かせた。

――仕方がないのだ。

カメラ小僧の包茎を剥きあげて、チュッチュと亀頭に口づけをした。
エラの内側に舌を這わす。
ぱっくりとくわえこむと、ショートヘアの小さな頭が、カメラ小僧の手におさえつけられた。

「んぐっ!」
肉根が、喉の奥にあたり、えずきがわいてくる。
それをこらえて、フェラチオにとりかかった。
唇で、肉茎を締めつけるようにして、耳もとの大きな白いイヤリングを揺らしながら、頭を前後に動かした。

「うまくなってきたじゃないですか」
羞ずかしさと悔しさで、目が眩みそうだ。

だが、逆らえるわけがなかった。
女性器をくつろげられた写真を公開されれば、レースクイーンとしてのキャリアはおしまいだった。

しかも挿入の写真まであった。
超ボディコンのコスチュームを身にまとったまま、M字開脚の股間にブスリと突き差されている写真だった。

それだけではない。
運命が変わったあの日、永瀬麗子はカメラ小僧の男根で絶頂に押しあげられたのだ。
しかも、一度ではなかった。
二度、三度と醜態をさらし、縄をほどかれたときには、もうわけがわからなくなっていた。

もともと感じやすい細身の躰は、全身が性感の塊りようになり、永瀬麗子は自分から男の口に吸いついて、狂ったように腰を使ったのだった。

遠征のホテルのドアを、夜毎、デブがノックするようになったのは、それからのことだった。
事前にシャワーを浴びるのは禁じられていた。
ばかりか、コスチュームを脱ぐことも許されなかった。

だから、昼の間、マニアたちのレンズにたっぷりと視姦されたコスチューム姿で、白豚のようなマニアックな青年に奉仕しなければならないのだ。

(早く……)

永瀬麗子はたっぷりと唾液をまぶし、チュパチュパといやらしい音をたてながら、男根を刺激した。

(早く、イッて……)
早ければ早いほど、悪夢のようなこの時間が、短くなるはずだった。
だが、オナニー好きのこのカメラ小僧は、たいへんな遅漏であり、精液を絞りだすのも、並大抵のことではなかった。

だから口で終わることは滅多になかった。永瀬麗子は、それを恐れていた。

デブがフェラチオをとめる。

立つようにうながされた。
まるで米国の警官に逮捕される容疑者のように、壁に手をつく。

ミニから伸びるスラリとした太腿を、後ろから撫でてきた。ピチピチにボディコンが吸いついたヒップも、愛おしげに撫でまわされる。

「ひさしぶりですね、永瀬さん」

超ボディコンに包まれた乳ぶさを、後ろから握りこまれる。

フウッ。

と、甘い吐息がもれそうになった。
超ボディコンのなかで乳ぶさはとっくに、パンパンに張りつめていた。

「菅生のサーキット以来ですから、一と月ぶりかな」
「そ、そうね」
「一ヶ月もおあずけじゃあ、さぞかし躰が疼いていたんじゃないですか」
「べ、別にそんなことは……ううっ」

かなり下手糞な愛撫だった。
単調で、自分勝手で、永瀬麗子がこれまで許した相手とくらべると、まったく論外だった。

だが愉悦の激しさはただごとではなかった。
たちまち、顔から汗がふきだして、息が弾んでくるほどだった。

性交そのものは一と月ぶりではない。
このうえなく優しい恋人と、何度か、愛をかわしあっている。

だが、あの日以来、普通のセックスで満足することはなくなった。どんなに巧みな前戯よりも、ボディコンの胸乳を乱暴に揉みこまれるほうが、はるかに気持ちよかった。しかもカメラ小僧に乱暴されていると思うだけで、躰が燃え上がってくるのだ。

(ち、違うわ。そんな女じゃないわ)

しかし、白いコスパンに包まれた恥丘の膨らみに指が伸びてくると、恥ずかしいくらいに濡れてくる。

昼の間、無数のレンズに狙われたコスパンの股間が、鷲づかみにされ、揉みこまれる。ショーツの股底も擦りあげられた。

まるでマニアたちの欲情のすべてが、この指に凝縮されているようだった。

「うっひっひっ。なんだかパンツが湿ってきましたよ、永瀬さん」
「あっ、ああ……。し、しないで、お願い」

泥沼のなかでもがくような気分だった。
二枚のショーツが横にずらされ、秘苑を生でいたぶられれば、もう立っていることもつらくなる。

「アッ。駄目、ああん」
壁にはすがりつくところなどない。
だから頬を押しつけるようにして、なんとか躰を支えている。

ボディコンの尻を後ろに突き出す姿勢だった。
後ろから責めるのが容易になり、媚肉を激しく刺激されると同時に、乳ぶさも根こそぎ捕まれる。

全身が性感帯になったようだった。
この超ボディコンのコスチュームを責められるのは、裸をいじられるよりもつらかった。

(い、いや。またイかされてしまう……)

デブが囁いた。

「じゃあ、永瀬さん。今日はパンツを穿いたまま、入れましょうか」

「は、はい」

と、答えた自覚も永瀬麗子にはない。

長手袋の指先で、コスパンとサポーターとを掴み、グイッと横にずらす。
煮えたぎる粘膜に、男根が押し込まれた。

「ああっ」

永瀬麗子は、はしたない声をはなつ。

「ハウッ。うううンっ」
「ぼんやりしてないで、ちゃんと腰を使いましょうよ」
「は、はい」
「天下のレースクイーンも、こうなりゃただの牝犬だな」
「あ、ああっ。あン、あン、あン」

永瀬麗子は、嬲りものにされる快楽に身を焼きながら、この肉棒からは離れられないと観念するのであった。

(おしまい)




ご精読、ありがとうございます。

記念にコメントいただければ、
参考&励みになりますので、よろしくお願いします。
[2006/09/09 15:24] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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13. Posted by 無界    [2009/01/22 16:54]
初めまして。無界と申します。

ここの小説は以前から拝読させてもらっていたのですが、リニュアールしたとの事でご挨拶を。

良いですね。永瀬さん。
長手袋やブーツ、純白さを兼ね備えたあのコスチュームは自分も大好きです。

永瀬さんを題材とした小説を探していた時にここの小説に出逢ったので、こんな素晴らしい物語を書ける人がいたとは! と感激しました(笑)。

これからもヒロピン小説の執筆頑張ってください。楽しみにしています。
[URL] [ 編集 ] #JlzLj1mc
14. Posted by リアルヒロイン管理人    [2009/01/22 18:42]
無界さん

初めまして!
コメントありがとうございます!!

これは、ネタ元になったAZASUKEさまのイラストを、
ぜひご覧いただきたいところなんですが、
もう公開中止になってしまったのが、残念です・・・

それにしても、永瀬麗子物に反応してくださる方がいて、
嬉しいです!

GAME業界では、過去のものになりつつありますからねえ。
実は、リッジレーサーズ版の衣装、XBOX360版の衣装と、
それぞれのお話しも頭のなかにはあるんですが・・・。

今後ともよろしくお願いいたします!

> 初めまして。無界と申します。
>
> ここの小説は以前から拝読させてもらっていたのですが、リニュアールしたとの事でご挨拶を。
>
> 良いですね。永瀬さん。
> 長手袋やブーツ、純白さを兼ね備えたあのコスチュームは自分も大好きです。
>
> 永瀬さんを題材とした小説を探していた時にここの小説に出逢ったので、こんな素晴らしい物語を書ける人がいたとは! と感激しました(笑)。
>
> これからもヒロピン小説の執筆頑張ってください。楽しみにしています。
[URL] [ 編集 ] #-
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