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黄昏の決闘 #01

(こ、このままじゃ……)

ハリケンブルーは、忍者刀を逆手に構え、あらためて敵と向かいあった。
力は尽きかけていた。
かろうじて立ってはいるが、足もとすらおぼつかなかった。

敵はたいへんな使い手だ。

紙一重でかわしつづけているが、それも、もしかして、いたぶられているようなものかもしれなかった。
正統な剣ではなかった。
しかし、忍びの技などでくらますことのできない、練りあげられた太刀筋に違いなかった。

暗殺剣。
黒い革袴を穿きこんだ浪士風の男は、忍びではない。いずれ名のある剣術使いなのだろうか。

「どうして、どうしてジャカンジャなどの味方をする」
ハリケンブルーが男を問いつめるが、男は薄く嗤うだけだった。

頬の削げた蒼白い顔つき。
病人のように窪んだ目。

浪士風は、じろりとハリケンブルーをねめつけると、
「おもしろい、女か」
シノビスーツにつつまれた胸や腰の曲線に、舐めるような視線をそそぎこんでくる。

(こ、こいつ……)

浪士が、さりげなく足を踏み出した。
対するハリケンブルーも同時に進み、浪士の太刀が一度だけ振りおろされた。

「――くっ」
ハリケンブルーは、膝をつきそうになった。

農色シールドの片眼の部分が、アクリルのように砕け落ちていた。
ばかりか、ヘルメットの眉庇から、割れたような亀裂が入っていた。

あり得ないと、ハリケンブルーは思った。
完全装備のシノビスーツが、破損したことなどかつてなかった。
しかも、それをしてのけたのは、エネルギー兵器ですらないのだ。

(ま、負けるもんですか)

あらためて対峙すると、割れたアイシールドから覗き出す凛々しい瞳の輝きに、浪士は目を細める。

浪士が構えをつくった。
地摺りの下段。
本気ということか。
男の全身から、妖気のようなものがただよいはじめる。

(う、受けることができるの……)

砂を巻き上げるように、男の剣先が動いた。






[2006/09/01 14:50] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

黄昏の決闘 #02

少年は、アッと息をのんだ。

草むらに人が倒れていた。
赤のボディースーツで全身を包みこんだ男で、頭には赤いヘルメットをつけていた。

(ハ、ハリケンレッド……)

どうやら息はある。
が、スーツのあちこちに傷が開き、身をおこすこともかなわないほどの深手を負っているようだ。

さらに、向こうには黄色い人影。
ハリケンイエローが、仰向けに倒れたまま、痛みに苦しんでいた。

(こ、ここで……)

ジャカンジャとの闘いがあったのか。
そしてハリケンジャーたちは敗北を喫したのか。

風にススキがざわりとなびいた。
川音。
遠くの鉄橋で、通勤電車が通過する。

低い人音を、少年は聞いた気がして、素早く振りかえる。

静かに自転車を倒した。
気配は、橋脚のあたりにあった。

ススキをかきわけて少年は進んだ。
皮膚を葉がかすめて細かい傷をつくったが、ものともしなかった。

なにかを蹴飛ばした。
拾い上げると、青い紋章のついた忍者刀だった。

少年は、ハッと顔をあげる。

夕霧がただよっていた。
ススキのむこうに、死人のような顔をした浪士風が、懐手で立っていた。
少年は、腕をそっとのばし、穂をよせる。

ハリケンブルーが崩れ落ちていた。
無様に尻餅をついた姿で、橋脚のたもとでへたりこんでいた。

気を失っているのだろうか。
青いヘルメットは前にかしいだまま、ぴくりとも動かない。

(ハ、ハリケンブルー……)

ひどいダメージで、よく見れば、アイシールドの向こうがわが半分がた砕け、素顔が覗きだしているではないか。

死人にような顔をした男は、何事もないようにぶらりと近づくと、懐手のまま、ハリケンブルーを見下ろした。

(お、起きろっ。ハリケンブルー)

少年は、思わずこぶしをかためるが、黒い革袴をはいた男に、殺意は感じられない。
それどころか、なにやら思案しているような雰囲気だ。

(て、敵だろ それならどうして……)

とどめを刺さないのだ。

――と。





[2006/09/01 14:55] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

黄昏の決闘 #03

(なんだ?)

少年は、眉をひそめた。
男が、一度、しゃがみこんだかと思うと、前からハリケンブルーをかかえあげたのだ。

ちょっと目には、二人の男女が向かい合わせで抱き合っているような姿だった。
だが、男の手が、白いボディスーツの太腿を外側から握りこんでいるせいで、ハリケンブルーの両膝は、高々と持ち上がっていた。

どこか、いかがわしかった。

左右の太腿で男の腰をはさみつけたハリケンブルーの姿は、なにか淫らな行為を感じさせるのであった。

ハリケンブルーは意識を失っている。
グローブをつけた手を両側にだらりと垂らし、胸もとに顎をうずめるようにして、ヘルメットを前に傾けていた。

ゴクリ。

と、少年が生唾を呑んだのは、尻が丸見えになっていたからだ。
さながらボディコンのミニが弾けあがるように、青のスーツがりズリあがり、コスチュームパンツに包まれた尻が、丸出しになっている。

若さにはち切れんばかりのプルンとした尻だった。
青いコスチュームパンツがこれでもかと吸いついて、美尻の柔らかさを浮かびあがらせていた。
白銀の太腿から、青いコスチュームパンツに包まれたヒップへと続くなまめかしいラインがたまらない。
気を失っているとはいえ、正義の味方を忘れさせるほどの女っぽさだ。

男は、よいしょとばかりにハリケンブルーの身体を持ち上げると、左右の尻たぶを鷲づかみにするように、手の位置を変えた。

青いコスパンが、指でかきよせられた。
それが下着なら、たちどころに女性器が露出したところだが、まだ白銀のスパッツが股間に貼りついていた。

双臀を持ちあげつつ、白いボディースーツを肌から引き剥がすように摘みあげた。
極薄のシートを左右に引っ張ると、はなから切れ目が入れてあったのか、それとも何かの技でも使ったのか、スパッツの股間が、まるでビニールでも裂けるような感じで、

――ピィィィィ。

と、左右に分かれた。

(――!!)

少年は、思わず声をあげそうになった。
ヌッとせり出したような感じだった。
スーツの裂け目から、ハリケンブルーの陰唇が覗きだした。
横から見ているし、影になっているために、細部まではわからないが、縮れた毛がジョワリとはみ出すのがシルエットになっている。

(ハ、ハリケンブルーの……)

あそこだ。

たちまち少年は凄まじい勢いで勃起した。
頭にカッと血がのぼり、わけがわからなくなったほどだった。

あれが、ハリケンブルーの……。

目を皿のようにして、視線を注ぎこんだ。
すると男は、ハリケンブルーの尻を、胸ほどの高さに持ちあげる。
片手で勃起をとりだした。
いかにも精悍な逞しい男根で、しかもほぼ垂直に勃起している。

少年は息を呑んだ。

亀頭の先端が、シノビスーツの股間の裂け目に、狙いを定めていた。





[2006/09/01 14:59] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

黄昏の決闘 #04

(ハ、ハリケンブルーっ!)

おもわず拳をかためた。
ハリケンブルーに意識はなく、死人のような男に持ちあげられたまま、うなだれていた。

垂直のまま待ち受ける猛々しい男根にむかって、尻が、ゆっくりと下ろされていく。
亀頭が草むらをかきわけた。
死人のような顔をした男は、白銀の尻を微妙に動かして位置を探る。

(は……)
はいっちゃう。

その瞬間は、少年の脳裏に永遠に刻みつけられた。

ずぷっ。

と、音まで聞こえたような気がしたかと思うと、亀頭の先端がハリケンブルーにねじりこまれたのだ。
(ハリケンブルー……)
少年は足から力の抜けるような思いを味わった。

と――。

股間の違和感に刺激されたらしい。
ハリケンブルーの青いヘルメットが、重たそうに起きあがる。

軽く頭をふり、驚いたように男の顔を正面から見つめ、そして、ようやく異変を察知したのか、左右から慌ただしく下を伺おうとした。

ハリケンブルーが息を呑むのがわかった。

男の胸もとを押しのけようとするが、もはやスーツのパワーは機能していないのか、びくともしない。

ハリケンブルーは、必死で身をよじった。
だが、屈強な体格と、橋脚とのあいだにはさまれて、ただもがくだけだった。

その間にも、肉棒は一寸刻みで埋まりこんでいく。

これが正義のヒロインの姿だとは、信じられない。
白銀の太腿を、やみくもにじたばたさせる様は、力ずくで犯される女、そのままだ。

男根は半分がためりこみ、こうなっては、もう暴れることもむずかしい。
屈辱に耐えるように全身に力をこめたまま、ハリケンブルーはヘルメットの頭をイヤイヤと左右に降り続ける。

(に、逃げろっ)

少年の心の声もむなしかった。
最後の数センチを肉棒が進むと、まるで子宮口が押し上げられたかのように、ググと頭がのけぞる。

白いグローブが、素浪人の二の腕を握りしめていた。
ハリケンブルーは、M字開脚のその中心を、下から完璧に犯されていた。

(や、やられちゃった……)

バイザーのせいで、表情はわからない。
が、ハリケンブルーが愕然としているのは、見て取ることができる。

できるだけ相手から離れようと頭を退かせていた。
顎を引き、自らの股間を信じられないとでもいう風に見下ろしていた。

背中は橋脚。
まるでコンクリ壁を後ろに押し返そうとするかのように、裏返した左右の手のひらを、橋脚に押しつけている。

そのまま誰も身じろぎしなかった。
ただ動揺に息を大きくしたハリケンブルーの肩だけが、静かに上下するだけだった。

やがて白銀のボディースーツの太腿が、落ち着かなさげにみじろぎする。
まるで途方に暮れたとでもいうように、ハリケンブルーの頭がうなだれた。

「……」

男が、何事かを囁いた。
とたんにハリケンブルーはキッと顔をあげる。
ヘルメットの正面を、男の顔に押しつけんばかりの勢いで、男につめより、激しく言い返した。

会話の内容までは聞こえてこない。
が、男が囁くと、ハリケンブルーは負けじと言いかえし、一歩も引かない態度をみせていた。

さすがにハリケンジャーとしての矜持は伊達ではなかった。
たとえ犯されようとも、それで敗北を認めるつもりはないのだ。

が、左右の尻たぶを握りこむように抱きあげた男の中指が、ひそかに動きはじめていることに、少年は気がついていた。





[2006/09/01 15:00] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

黄昏の決闘 #05

尻の付け根のきわどい辺りを、愛おしげに撫でる指。
そんなことには構っている場合ではないのか、ハリケンブルーはまるで気にとめる様子もない。

と、指が尻穴をズッと抉った。

痛みが走ったかのように、ハリケンブルーはビンと背をそらす。
痛みを払いのけるようにハリケンブルーは首をふり、男の胸ぐらをまた掴むが、指はぎりぎりとこじ入れられていく。第二関節までだ。

ハリケンブルーは苦痛に身をよじらせた。片手で男の手を払いのけようとしるが、まるで岩を叩いているようにびくともしなかった。

少年は、ハリケンブルーの身体が、少しずつ持ちあげられていることに気がついた。

ペニスが抜けていく。
十センチばかりあがっただろうか。
逞しい男根が、半分ばかり膣から引き抜かれていた。

と、そのときだ。

一転、ハリケンブルーの身体が、急激に落下した。

ハリケンブルーの両膝が跳ね上がった。
さながら、手足を空中でばたばたさせているような姿勢で、しかも背筋を反りかえるくらい、のけぞらせていた。
男は、落ち着いたものだった。
ハリケンブルーの尻たぶを掴みなおし、また持ちあげていく。

あきらかに狼狽えていた。
ハリケンブルーは助けをもとめるように左右をみまわし、だが身体が上昇していくのを止める術はなかった。

また頂上まで持ちあげられ、そして突き落とされる。
発火しかねないほどの勢いで、男のシャフトがハリケンブルーに滑りこんだ。

(ハ、ハリケンブルー……)

息も絶え絶えだった。
ハリケンブルーは、肩で大きく息をして、なまめかしく尻を突き出すようにして、男の胸ぐらにしがみついていた。
まるで全身から力が抜けたかのようだった。
ヘルメットの側頭を男の胸に押しつけたまま、動くことができなかった。

男が何かを言ったが、いまやハリケンブルーには、言い返す余裕もない。
それどころか、見守るうちに、稽古着の二の腕の部分を掴んだハリケンブルーのグローブに力がこめられていく。

ビクン。

と、腰が動いた。
ハリケンブルーは慌てて顔をそむけた。
全身に力がこめられている。背筋が細かく震えているのまで、見て取ることができる。
また、

――ビクン。

と、尻が跳ねた。
ハリケンブルーは、意志の力を振り絞るように素浪人の顔を睨みあげるが、男の薄ら笑いにでくわすと、萎れるようにうなだれた。

全身が小刻みに震えている。
肩を動かす荒い息に、どこかなまめかしい気配がくわわっていた。

三度目。
男がハリケンブルーの身体を持ち上げていくと、抜ける感触におののくのか、男の首っ玉にかじりつくようにして、なにかをこらえている。

少年は見た。
ハリケンブルーの股間から引き抜かれる男のペニスは、蜜にまみれてキラキラと濡れ光っていた。

(ぬ、濡れている……)

少年は目を疑った。
ハリケンブルーのアソコが濡れているのだ。
悪漢にレイプされ、感じているのだ。
ハリケンブルーは、なんとか落下を食い止めようと、必死で首っ玉にしがみついた。
が、容赦はなかった。
しかも今度は、男根が抜けきるかと思うほどに高々と身体を持ち上げたため、復路の行程はこれまでと比較にならないほど長かった。

――ブシュッ。

という水音まで聞こえたようだった。
ハリケンブルーは、まるで尻餅でもついたかのように、ブーツの靴裏を高々とあげた。
身体が海老反った。
青いヘルメットは思いきり後ろに倒れ、全身がガクガクと痙攣する。

(イ……)
イッたのだ。
わずか三回のピストンで、ハリケンブルーは絶頂に押し上げられたのだ。

ハリケンブルーの全身から力が抜け落ちると、男はほくそ笑み、いよいよ仕上げにかかった。





[2006/09/01 15:01] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

黄昏の決闘 #06

白銀のボディスーツに包まれた太腿は、こんどは内側から握りこみ、コンクリの橋脚に押しつけられている。
まるでピンでとめられた蝶のようだった。
ハリケンブルーは、足がつかないほどの高い位置で、コンクリの壁に抑えつけられたまま、M字開脚で性器を晒しつくしていた。

横にたぐられた青いコスチュームパンツと、極薄のボディースーツの縦の裂け目。

そこから覗き出すハリケンブルーのアソコは、濡れそぼった陰毛に包まれて、まるでスーツに恥毛が生えているようだ。

一度、抜かれた男根が、また股間に肉薄してくると、ハリケンブルーはイヤイヤと首をふる。
が、ズブリと差し込まれれば、顎が跳ねる。
男は、こんどは腰を使い、猛烈なピストンを開始した。

グシュグシュと突かれ、身悶えする。
さきほどとは比べものにならないほどのリズミカルな抜き差しに、若い躰はたちまち押し上げられ、またアクメを迎える。

引き抜いた。
ハリケンブルーは、くたっと力を失うが、息をつくまもなく、また肉棒が突きこまれた。

――カン。

と、ヘルメットの後頭部が橋脚に当たる音がした。
ハリケンブルーは、首を左右にしどけなくふりながら、火を噴くようなピストンをを股間に送りこまれていた。

少年は思わず身をのりだした。
ハリケンブルーが、腰を使っている。
まるで、快美な感覚を味わいつくすとでもいうように、腰を卑猥にくねらせて、男に股間をにじりつけてるのだ。

頭が、ふらふらと揺れていた。
快感の連続に、わけがわからなくなっているのだろうか。
青いヘルメットが、重たげに倒れた。
と、アイシールドの割れたほうの側も少年の視界にとびこんできて、霞がかかったようにぼっとした瞳が見えてくる。

(あんなに、綺麗なお姉さんなのに……)

不意にハリケンブルーの瞳に、力が戻った。

愕然と見開かれている。
ぱちぱちと何度かまばたきをすると、少年は、身を強張らせた。

こっちを見ている。

気がついたのだ。
少年が覗いていることに、ハリケンブルーは気がついたのだ。

なにかを否定するように、ハリケンブルーはかすかに首をふった。
すがるような切なげな光が、凛々しい瞳に宿っていた。

男が、肩越しにこちらを伺ったような気がしたが、よくわからなかった。
ただピストンにまた勢いがついたのは、確かなことだった。

――あぁぁぁぁ。

ハリケンブルーの目は切なげに閉じられ、スーツの喉元をさらけだす。
結合の体位が、ゆっくりと変わりはじめた。
片脚が地べたにおろされると、もう片方の脚だけが、横乳につくほど開かれている。

少年は生唾を呑んだ。
こんどはハッキリとアソコが見えた。
蜜にまみれた肉厚の陰唇に、湯気がたつほどに濡れたペニスが、横から抜き差しされる様を、目の当たりにできる。

いや、見せているのだ。
男は、ハリケンブルーが犯される様を、少年に見せつけようというのだ。

慌てたのはハリケンブルーだ。
青い手甲のついたグローブでの手で、股間を視線から守ろうとする。

――見ないで。

と、ばかりに、必死の目を少年に向けた。
すがるような目をしながらも、青いコスパンを横にずらされた腰は、別の意志を持つ生き物のように、卑猥にくねり続ける。

――み、見ないで。





[2006/09/01 15:01] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

黄昏の決闘 #07

男は、ハリケンブルーの片膝を肩に担ぐと、自由になった手で手首をつかみ、そのまま橋脚に押しつけた。

もはや少年の視界を遮るものはなかった。
ハリケンブルーのもっとも大切な器官が、眼前にさらけだされていた。

ただアソコを覗かれるだけで、二十歳にも満たない女としては、息を忘れるほどの恥ずかしさだろう。
そのうえ、犯されて、しとどに濡れているところを、ひとに見られているのだ。
正義のコスチュームをつけたまま、股間だけを露呈しているのだ。
ハリケンブルーの屈辱は、いかばかりだろうか。

ハリケンブルーは、ついにうなだれた。
クシュクシュという卑猥な水音は、いまやススキの河原に漏れきこえていた。

男根が抜けた。
ほっとする間もなく、男の節くれ立った手が、ハリケンブルーの股間に掴みかかる。

凄まじい手マンが始まった。
股間に貼りついた手が、バイブレーションするように細かく動きつつ、指が抜き差しされ、あらゆる性感を責め尽くす。

たちまちハリケンブルーはくたりとなった。
ヘルメットはフラフラと揺れ、膝をつきあげたほうの足先が、糸で惹かれるように、ゆっくりと持ち上がっていく。

少年の視線は痛いほど感じているに違いないが、それどころではなかった。声をあげないのが不思議なくらいで、股間を勢いよくくねらせていた。

そして、仕上げにかかるように、二本の指が、二度ピストンした。
男は、濡れた指先を素早く引き抜くと、Vサインをつくるように、ハリケンブルーの肉唇を開く。

丸出しとは、このことだった。
もっとも見られたくない器官のすべてを、少年の視線にされけつくしていた。

と、白銀の太腿がビクリと痙攣した。
陰唇がヒクヒクと動き、最後は開いたままになった。
ハリケンブルーがうろたえたように頭を左右にふったかと思うと、

――チョロ。

片膝をあげ、全開にした女性器から、細い水流がツーと糸をひく。
黄色い水流はしだいに勢いをました。
まるで蛇口をひねったかのように水量をまし、勢いで小陰唇がめくれたかと思うと、横向きの放物線を描きはじめる。

(オ、オシッコだ……)

イキすぎて、ついに漏らしたのだ。
あまりの屈辱にハリケンブルーは身を震わせるが、一度、勢いのついた水流はとめようがなかった。

うなだれている。
ハリケンブルーは、悔いがつきないようにうなだれながら、横向きの放物線を、いつまでも迸らせた。

      ※

素浪人は飄然と立ち去った。
あとに残されたのは、橋脚によりかかりながら、呆然と脚をなげだすハリケンブルー。
割れたバイザーから見える、片方の瞳は、ガラスのようにうつろだった。
青のヘルメットは、打ち割られた傷こそついているものの、新品のような光沢に輝いている。

そこに、

――パッ。

と、白い飛沫が飛んだ。
自らの手で、射精を果たした少年も、また立ち去った。

(おしまい)





ご精読、ありがとうございます。

記念にコメントいただければ、
参考&励みになりますので、よろしくお願いします。
[2006/09/01 15:01] | 黄昏の決闘 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

スリーピング・ビューティー あらすじ

ついにやった・・・。

トップレースクイーン永瀬麗子を襲う
卑劣な昏睡レイプの罠。

超ボディコンのコスチューム姿で、
恥辱のポーズを取らされては、
カメラのレンズの餌食となる。

一言

ジャンル違いのせいなのか、あまり反応がありませんでしたね。
でも、なかなかエロいんですよ。

ちなみにこちらの短編は、AZASUKEさんのサイトで公開されていたイラストがモチーフになっています。

[2006/09/09 15:22] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

スリーピング・ビューティー #01

炎天下。

アスファルトが照り返す夏の日射しは強烈だが、永瀬麗子はものともせずに、涼しげな眼差しを振りまいていた。
スラリとした肢体には、超ボディコンの白いコスチューム。颯爽とブーツを穿きこんだ、ミニから伸びる脚線が悩ましい。

「永瀬さーん。永瀬麗子さーん」
「すみませーん。視線くださーい」

パドックを取り囲むカメラ小僧たちが、口々に声をかけると、永瀬麗子は丁重に応えていく。

白の長手袋をつけた手を、肩の高さで小さく振る。
軽く片脚を後ろに引いた姿で、美脚を見せつけるポーズを決める。
笑みをこぼせば、白い歯列が眩いほどだ。

……さすがだよ、永瀬さん。

進入禁止のロープ際に、鈴なりになったマニアたちは、永瀬麗子の勇姿にむかってシャッターを切り続けていた。

これだけの超ボディコンを着こなせる女など、あまたのレースクイーンたちのなかでも、ほかにはまず思い当たらない。
下品さの、かけらもないところが、まず素晴らしい。
伸びやかで、すがすがしく、ボディコンの白さに清らかさすら感じるほどなのだ。

約二十分ほどで、パドック前での仕事は終わり、永瀬麗子は引き上げた。
メカニックたちに挨拶を返しながら、ガレージの暗がりを通過して、日の当たる路上に出る。

ガレージの裏側は、関係者用の駐車場に面していて、マシンを運びこむトレーラーや、機材を満載したトラックなどが駐車されていた。
永瀬麗子はブーツの靴音も高らかにアスファルトを歩いた。
不意に声をかけられたのは、休憩所に使っているマイクロバスに乗り込もうとしたときだった。

「――永瀬さん」

振り向くと、暗い目をした太った男が立っていた。

大きなジェラルミンケースを肩にかけ、半袖のTシャツのうえからカメラマンジャケットを着こんでいるが、プロの写真家ではないだろう。色が白すぎるし、粘着質な独特の雰囲気を、異臭のようにまとわりつかせているからだ。

「はい」

と、永瀬麗子は答えると、警戒した面持ちで向きなおる。

「これから休憩ですか?」
「すみませんが――」

親しみを感じさせすぎないように、しかし、きつくなりすぎもしないように、冷静な口調で永瀬麗子は言う。
「こちらの区画は関係者以外の方には、ご遠慮いただいているんですけど」

「いや、わかっていますよ。それにしてもサーキットというところは不用心ですね。立ち入り禁止の標識が一本立っているだけで、警備員がいるわけでもないし」

太った男はいいながら、ネチネチとした視線をボディコンのコスチュームに包まれた肢体に向けてくる。
歩くうちにズリ上がった超ミニの裾先を、永瀬麗子は両手をつかって引きおろした。
非難の調子を口調にこめて、

「なにかご用でしょうか?」

すると、太った男は、薄く笑った。
「写真を撮らせてもらえませんか?」

永瀬麗子は押し黙り、瞳を冷たく光らせると、そっけなく答える。

「撮影なら、場所と時間が決まっているので、そちらでお願いできませんでしょうか」
「いえ、そういうわけにはいかないんですよ。なにしろボクが撮りたいのは、永瀬麗子さんの裸なんですから」

永瀬麗子は少し首をかしげた。
ショートヘアのよく似合う凛とした貌立ちの持ち主だった。
正気をはかりかねるような目で、マニアックな男の顔を見かえした。
白の長手袋の腕は、まるで乳ぶさの膨らみを抱きよせるように、胸もとで組まれていた。

と、男が取り出したものを見て、眉をひそめる。

小さな拳銃。
いや注射器にも似ている。
男の指が引き金を引いた。
ハッと思ったときには、薄いボディコンの生地を通して、注射針が右脇腹にビンとつき立っていた。

えっ!

永瀬麗子は驚きに目をみはった。
痛みはない。
いそいで注射器を抜くと、針の先から液が滴った。
(な、なに……?)
が、永瀬麗子が結論にたどりつくことはできなかった。
躰がふらりと傾く感覚があったかと思うと、意識が、闇に落ちていくのを、覚えていただけだった。





[2006/09/09 15:22] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

スリーピング・ビューティー #02

デブが、永瀬麗子を運び込んだのは、駐車場の片隅にあるモルタル造りの小さな建物だった。管理用の備品置き場で、サーキットの休業日でなければ使われることは、あまりなかった。

眠りこけたままの細い躰を、コンクリの床に横たえる。
ジェラルミンケースのなかからロープを取り出すと、両手首を縛り上げ、縄先を鉄筋の梁に巻きつけた。

ノースリーブの腋下を晒けだすように、両肘が持ち上がる。
二の腕までの長手袋をつけているおかげで、手入れのいい腋窩の肌が、ひときわつややかに輝いている。

「さて、永瀬さん。おパンツを脱がしますよ」

デブは唇を舐め、伸縮素材のボディコンのミニを、臍が見えるまで捲りあげた。
白いショーツを引き下ろした。
すらりとした太腿のなかばほどまでズリおろすと、ベージュのショーツが丸出しだ。

「ふふふ。意外と地味なんですですね」

いや、白いコスパンに透けるのを警戒して、あえて肌色を選んでいるのだろう。それにこれはパンティではなく、スポーツ用のアンダーサポーターだ。
してみると、さながらビキニ水着のショーツでもつけるようなつもりで、コスチューム・パンツを穿いているということなのか。

デブは目を輝かせた。
跡がつくほどにウエストに喰い込んだ腰ゴムをズリおろすと、縮れ毛の上端がザワリとこぼれだした。

グビ。

と、喉を鳴らす。

縮れ毛は細い毛質で、いくらか茶色がかっている。下着のなかにおしこまれていたせいで、ショーツを下ろしても潰れたままだった。

「へー、薄いんですねえ」

引き下ろすと、ベージュのサポーターは裏返るように剥けていき、たちまち股間が露わになった。

細い陰毛に、股間が透けて見えている。
左右から閉じ合わさった肉唇が、深い谷間を刻みこんでいるのも丸見えだ。

色合いは、わずかに赤みをおびた程度で、恥毛もほとんど見あたらなかった。まじまじとみて、ようやくポツポツと毛が生えているのが見受けられるくらいだ。

「でた、でた、でた」

剥きだしになった股間に目を注ぎながら、サポーターとコスチュームパンツとを、いっしょくたに引きおろす。ブーツの足首から抜きとると、永瀬麗子は完全にノーパンだ。

「うひひひ」

白いボディコンのミニは、臍のあたりまで縮みあがり、その伸縮性のために、腰をしめつけたまま、ズリ落ちてこようとしない。

恥毛の翳りが丸出しだった。
透けるような白い肌に、黒々と陰毛が目立っていた。

ロープで両腕を引き上げられているため、床のコンクリに尻を落としつつ、上体は起きあがっている。スラリとしたブーツの脚線が、床に投げ出されている。

「いよいよ、奥まで見せてもらいましょうかね」

デブが舌を嘗めずりながら、永瀬麗子の両膝を立てた。

「やっべえよ、永瀬さん……」
掠れた声で呟いた。

ちょうど体育座りにも似た姿勢で、永瀬麗子がこんなポーズを人前でつくることなど、まずあり得ない。
これではミニスカのなかを見せつけているのも同然だからだ。

しかも下着を穿いていなかった。
色白な左右の内腿に挟まれるようにして、ふっくらとした肉唇が、はみ出していた。

「丸見えじゃないですか、永瀬さん」

色素は薄く、肌の色合いとほとんど変わらぬほどで、あまり使い込んでいないかのように見える。
左右のふくらみは、かたくなに閉じ合わさって、花びらがチロリと顔を出していた。
まるで、守り抜こうという意志のようで、さぞかし締まりがよさそうだ。

腹ばいになる。
永瀬麗子の股間に顔を近づけた。

匂いがきつかった。
無理もないことで、永瀬麗子は炎天下のもと、下着を重ね穿きにして動きまわっていたのだ。どんなに気を使っても、股間が蒸れてしまうのは、避けられるはずがないのだ。

まるで匍匐前進の偵察兵のような体勢で、右手でデジカメを構えた。

左手は、上から差しおろす。
親指と人差し指とで、ぶ厚い肉唇を広げると、薄いピンクの粘膜がヌルリとぬめりだした。

臭気が濃くなる。
それがいよいよ、デブの興奮を駆りたてる。

――ピッ。

永瀬麗子の媚肉にフォーカスし、フラッシュの光を浴びせつけた。

粘膜が輝いた。
二枚、三枚と、続けて撮った。
端正な寝顔を収めるアングルも忘れずに押さえておく。
指腹で押す位置を変え、小さな真珠をくびりだした。
それも遠慮なく撮す。
尻の皺も伸ばして撮って、膣のうつろにもフラッシュの光を送りこむ。

執拗だった。
なにしろ熱狂的なカメラ小僧が、レースクイーンの剥きだしの恥部を前にしているのだから、夢中にならないわけがなかった。

しかも裏本の安モデルなどではなかった。
ほんのついさっきまで、ファンの前でポーズを決めていたトップ・レースクイーンその人なのだ。

デブはたまらなくなった。
くつろげられた女性器の生々しさと、強すぎる女臭とに、どうかなりそうなほどの興奮がこみあげてきた。

だから、むしゃぶりついた。
股間全体をガップリとくわえると、濃厚な女の匂いが口のなかに溢れかえる。

目が眩むようだった。
ほかの女なら、顔を背けたくなるような匂いも、ショートヘアも凛々しい永瀬麗子のものだと思うと、えもゆわれぬ芳醇のようだった。

小さなブツブツの浮いた大陰唇を舐めかえすと、汗の濃い味が口腔に広がった。粘膜に舌を絡ませると、女の酸っぱい匂いと、かすかなアンモニア臭がたちのぼり、永瀬麗子の生身を味が、真に迫ってきた。

「はぐ、はぐ、うぐ、ぷふ」

まさにレースクイーンの匂いだった。
それも、サーキットで仕事をしている最中の、レースクイーンのもっともレースクイーンらしい味だった。

カメラ小僧は膣に舌先を押し込んだ。
尻の襞さえも舐めあげた。
ピンクの粒芽を吸った。
固い陰毛が鼻に絡みつく感触だけで、デブはイってしまいそうだった。

ただ欲望につき動かされるだけの、猛烈なクンニリングスだった。女を悦ばせようという余裕など、どこにもない。

だが、永瀬麗子は眠りこけ、無防備に性感を晒けだしていた。
これだけじっくりと性器を舐められれば、濡れてこないわけがなかった。

デブが気がついたのは、しばらくたってからのことだった。
自分の唾液ではない蜜が、永瀬麗子の股間に溢れている。





[2006/09/09 15:23] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

スリーピング・ビューティー #03

唾液と蜜とでぐしょぐしょになった口もとを拭うと、
「うへへへ」
デブはギラついた目を永瀬麗子にむけた。
「レースクイーンのくせに、感じちゃってんですね」

まだ眠りこけている。
永瀬麗子は、両腕を頭上で縛られたまま、安らかな寝顔を見せていた。

超ボディコンの白いコスチュームは隙もなく身につけているが、ブーツの踵は蒼白い裏腿に引きつけている。
だから太腿のあいだの性器は丸見えだ。
まるで、存在そのものを主張するように、大陰唇がヌッとはみ出している。

デブは鼻息を荒くして、もどかしげに服をぬぐと、丸裸になった。
がちがちの勃起を握りしめ、仮性包茎を剥きあげる。

(――入れてやる)

よろりと歩きだした。

(待ってろよ。いま、入れてやるからな)

しかし、まるで見えない壁にぶつかったかのように、足が踏み出せなくなった。永瀬麗子の近よりがたいほどの美しさに、あらためて、圧倒されたのだ。

細面の貌立ちに、よく似合うショートヘア。
耳朶を飾るのは大きな白のイヤリング。

手脚の長いスレンダーな躰つきだが、それでいて、女らしい柔らかさに満ちている。伸縮素材の超ボディコンがムチムチと締めつけて、極上の躰のラインが裸も同然に浮かびあがっているのだ。

ただのボディコンではない。
カメラの前で誇らしげなポーズをつくるための、レースクイーンのコスチュームだ。

色は純白。
ポリエステルの光沢のおかげで、光の加減で銀色に見えもした。

凛々しげなハイネックが、まるで乳ぶさの豊かさを強調するかのようだった。
胸もとには、シンプルなロゴタイプが、染め抜かれていた。

REAL RACING ROOT'S 99

感激にも似た気持ちを、デブはかみしめる。

まぎれもなく永瀬麗子だ。
気高いコスチュームを身にまとった永瀬麗子が、両手の自由を奪われて、眠りこけているのだ。

そして超ミニの裾先にアクセントをつけるのは、モータースポーツの気分を盛り上げる赤いチェッカーフラグ模様。
ミニが腰骨までズリあがっているために、いまは形がいびつになっていった。

デブは、呪縛をふりほどくように、意志の力で脚を踏み出した。

コースを周回するマシンの轟音が、遠くに聞こえている。
サーキットにはつきもののガソリンの匂いが、ここにも漂っていた。

すべすべの尻を外から掴むと、ひんやりと冷たい。
ヒップをかかえるようにして、持ち上げた。
対面座位とでもいうべき体勢だった。

     ※

デブは童貞ではない。
が、金を使わずにということなら、ある意味、童貞のようなものだった。

     ※

なかなか入り口が見つからず、デブは焦った。
熱い粘膜をつつきまわしているだけで、発射してしまいそうだった。

ようやく探りあてた。
狭く小さく、うかうかしていると、はじきだされてしまいそうなほどだった。

が、正しい角度を見つけた途端、永瀬麗子は、まるで吸いこむようにツルリと亀頭を呑みこんだ。

「おおっ!」

キュッと締めつけてくる。
まるで愛おしいものが、ようやく訪れたとでもいうように。

目覚めているのかと思ったが、まだ、小首を傾げるようにして、永瀬麗子は眠りこけている。

「す、すごいよ。永瀬さん」

デブは顔を真っ赤にして、すこしずつペニスを押し進めた。

なかはヌルヌルだ。
が、狭すぎる膣道はこじあけていかなければならず、それがとろけるような快感をデブにもたらす。

粘膜の熱さ。
肉棒を進めるにつれ、細かいビラビラがサオ全体を押しつつんでくる、その気持ちよさ。

まるで精液を絞り取られるような、うっとりとする感覚だった。
たいした経験のないカメラ小僧だが、これが、とんでもない名器ということくらい、わからないはずがなかった。

おまけに感じやすいらしい。
挿入を開始したとたん、蜜のこぼれかたがただごとではなくなって、眠りながらも、切なげに眉をひそめはじめたのだ。

かすかに吐息を漏らしていた。
貌に汗をかかないのは、さすがはプロのモデルということだった。
だが、躰は熱くなってきたらしく、女の体臭が強くなってくる。

デブは押しこめる。
暴発せずにすんでいるのは、オナニーのやりすぎでひどい遅漏になっているおかげだった。

ついに根本まで埋まりこんだ。

「や、やった……」

つながった。
とうとう永瀬麗子とつながったのだ。
あの永瀬麗子が、ボクのチンコを丸呑みにしているのだ。

異様な感触に、さすがに意識をゆさぶられているらしい。
永瀬麗子の薄いまぶたがひくひくと痙攣した。
寝苦しそうなうめき声をあげ、首を、右から左へと倒した。

(そろそろ……)

起きるかな。

デブはゆっくりと体勢をかえ、永瀬麗子の下で両足を伸ばした。
さながら騎乗位だ。ブーツの膝を広げているために、寝そべったままで、つながっている様子を、はっきりと見ることができる。

結合がより深くなり、永瀬麗子が苦しげに身じろぎした。

なんどか首をふった。
永瀬麗子のまぶたが、ゆっくりと開いていく。





[2006/09/09 15:23] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

スリーピング・ビューティー #04

(こ、ここは……)

ちょうど、ホテルに泊まっていることを忘れて目覚めた朝のように、永瀬麗子は、見当識の喪失に襲われた。

さほど広くはない部屋で、薄暗い。
そこらじゅう棚だらけで、段ボール箱やら、なにかの部品らしきものが、ぎっしりとつめこまれていた。

ひどく暑い。
クーラーがないうえに、天井の波状鉄板は、太陽熱でフライパンのように熱せられているのだ。

腕が窮屈なので見上げると、手首が縛りあげられていた。レースクイーンの白い長手袋はつけたままだった。

(いったい……)
と、小首をかしげた。
まだ目覚めたばかりで、頭がはっきりしなかった。

視線を、落とした。

無様に太った男が、仰向けに寝そべって、なにやら締まりのない薄ら笑いを浮かべているのが、瞳に映りこんできた。

デブの髪は、洗髪でもしたように汗でびしょびしょだ。
顔の肉に喰い込むような小さな眼鏡は、レンズが曇っていた。

名前は知らない。
が、よくサーキットに出入りしている、カメラ小僧の一人だということは覚えている。

べつにカメラ小僧をさげすむことはないが、この青年にカメラを向けられると、かすかな不安は禁じえなかった。ミニの奥底を狙おうとするローアングルに、ただごとではない執着を感じるのだ。

(どうして彼が――)
ここにいるのだろう。

永瀬麗子は一度まばたきをして、青年の顔をまじまじとみた。

それに、どうして彼は裸なのだろう。

デブの裸体は見苦しい。
色は生白く、顎の肉が垂れ、胸の脂肪のあまりかたときたら、まるで小さな乳ぶさのようだった。
中年男のビール腹もかくやというような太鼓腹は、小山のようだった。
そんな、脂身のカメラ小僧に、

(ま、跨っている……?)

いいしれぬ不安がこみあげてきた。
胸が苦しくなってきた。
すでに心のどこかでは、最悪の事態に気がついていた。

(ま、まさか……)

視線を、落としていく。
太鼓腹の臍のまわりに、太い無駄毛が渦をまいていた。剛毛は、下腹を這い伝っていくにつれ、そのまま陰毛につながっているのであった。

「あ……」

永瀬麗子は小さく声をあげた。

ボディコンシャスな超ミニのコスチュームが、腰骨までズリあがっていた。赤のチェッカーフラグがプリントされた超ミニは、腰のあたりにタイトにまとわりついていた。
ばかりか、下着をつけていなかった。
恥毛の繁みが、丸出しになっていた。

それだけではない。

永瀬麗子はコクリと唾を呑むと、

(は、入っている……)

さっと顔が赤くなった。
何度もまばたきをした。
なにかの間違いだと自分にいいきかせたが、凶暴な怒張がブスリとのめりこんでいる光景は、決して消えることがなかった。

(ま、まさか……)
入っている。
自覚したとたん、すさまじい圧迫感が下腹に充溢した。
目覚めたときから、この感覚はあったのだ。だが、あまりにも強烈すぎため、かえって無感覚になっていたのだ。

「い……」

いやあっ。

と、永瀬麗子は、振り絞るように叫んだ。
おぞましすぎた。

手を触れるのも躊躇うようなデブの、それも男性器を、もっとも敏感な粘膜で締めつけているのだ。

鳥肌が立った。
ミニの裾先をずりおろそうとしたが、ロープで吊られた両腕はびくともしなかった。

「は、離れてくださいっ。早く離れてくださいっ」
そして、おそろしいことに、蜜を溢れさせてた。
カメラ小僧の肉棒で犯されて、恥部が熱くたぎっているのだ。

「くっ」
永瀬麗子は歯を食いしばると、ブーツの足を踏みしめた。

抜く。
そう。
立ち上がることで、自分のなかからペニスを抜かなければならない。

おそらく、眠っているあいだにも、力をいれつづけていたのだろう。太腿の筋肉はパンパンに張りつめて、自分のものではないかのようだ。

永瀬麗子が尻を持ち上げると、
「くうっ」
ゾゾッと肉棒が擦れる感覚が生まれてくる。
甘いざわめきが下腹に広がったが、それは無視した。

さらに持ち上げる。
さざ波のような愉悦が溢れだし、腰がとろけていきそうだった。

奥歯をかみしめて声を殺した。
顔には汗が玉となって浮かび上がり、快美と闘うのに、気力のほとんどを使わなければならなかった。

ぬ、抜かなくては……。

パンパンになった腿の筋肉に、いちだんと力をみなぎらせる。
ブーツの底は厚く、しかも高いヒールがついていた。
もちろん脚線の美しさを引き出すためで、およそ運動には向いていなかった。

それが滑った。
ヒールの底の硬質ゴムが、床に滴った汗を踏んだ瞬間に、つるりと滑ったのだ。

「あっ――」
デブの下腹に、したたかに尻餅をついた。
盛大なストロークを打ち込まれたのと、同じことだった。

「あぅっ!」
永瀬麗子は喉をのけぞらせた。
峻烈な快美感が、四肢を走りぬけた。

一瞬、意識が遠のいたほどだった。
全身がとろけるような喜悦があふれ、つかのまだが、いまの状況が頭から消え去るほどだった。

「感じまくってるじゃないですか、永瀬さん」

カメラ小僧にからかわれると、永瀬麗子はハッと気を取り直す。
もう一度、抜こうと試みるが、腿にはもう力が入らない。

筋力が疲労しつくしたうえに、別の感情に支配されているのだ。
カメラ小僧の男根をいとおしむように、襞がざわりとうごめき、永瀬麗子は鋭い視線をデブに突き刺した。





[2006/09/09 15:24] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top

スリーピング・ビューティー #05

――仕方がない。

永瀬麗子はそう自分に言い聞かせた。

――仕方がないのだ。

カメラ小僧の包茎を剥きあげて、チュッチュと亀頭に口づけをした。
エラの内側に舌を這わす。
ぱっくりとくわえこむと、ショートヘアの小さな頭が、カメラ小僧の手におさえつけられた。

「んぐっ!」
肉根が、喉の奥にあたり、えずきがわいてくる。
それをこらえて、フェラチオにとりかかった。
唇で、肉茎を締めつけるようにして、耳もとの大きな白いイヤリングを揺らしながら、頭を前後に動かした。

「うまくなってきたじゃないですか」
羞ずかしさと悔しさで、目が眩みそうだ。

だが、逆らえるわけがなかった。
女性器をくつろげられた写真を公開されれば、レースクイーンとしてのキャリアはおしまいだった。

しかも挿入の写真まであった。
超ボディコンのコスチュームを身にまとったまま、M字開脚の股間にブスリと突き差されている写真だった。

それだけではない。
運命が変わったあの日、永瀬麗子はカメラ小僧の男根で絶頂に押しあげられたのだ。
しかも、一度ではなかった。
二度、三度と醜態をさらし、縄をほどかれたときには、もうわけがわからなくなっていた。

もともと感じやすい細身の躰は、全身が性感の塊りようになり、永瀬麗子は自分から男の口に吸いついて、狂ったように腰を使ったのだった。

遠征のホテルのドアを、夜毎、デブがノックするようになったのは、それからのことだった。
事前にシャワーを浴びるのは禁じられていた。
ばかりか、コスチュームを脱ぐことも許されなかった。

だから、昼の間、マニアたちのレンズにたっぷりと視姦されたコスチューム姿で、白豚のようなマニアックな青年に奉仕しなければならないのだ。

(早く……)

永瀬麗子はたっぷりと唾液をまぶし、チュパチュパといやらしい音をたてながら、男根を刺激した。

(早く、イッて……)
早ければ早いほど、悪夢のようなこの時間が、短くなるはずだった。
だが、オナニー好きのこのカメラ小僧は、たいへんな遅漏であり、精液を絞りだすのも、並大抵のことではなかった。

だから口で終わることは滅多になかった。永瀬麗子は、それを恐れていた。

デブがフェラチオをとめる。

立つようにうながされた。
まるで米国の警官に逮捕される容疑者のように、壁に手をつく。

ミニから伸びるスラリとした太腿を、後ろから撫でてきた。ピチピチにボディコンが吸いついたヒップも、愛おしげに撫でまわされる。

「ひさしぶりですね、永瀬さん」

超ボディコンに包まれた乳ぶさを、後ろから握りこまれる。

フウッ。

と、甘い吐息がもれそうになった。
超ボディコンのなかで乳ぶさはとっくに、パンパンに張りつめていた。

「菅生のサーキット以来ですから、一と月ぶりかな」
「そ、そうね」
「一ヶ月もおあずけじゃあ、さぞかし躰が疼いていたんじゃないですか」
「べ、別にそんなことは……ううっ」

かなり下手糞な愛撫だった。
単調で、自分勝手で、永瀬麗子がこれまで許した相手とくらべると、まったく論外だった。

だが愉悦の激しさはただごとではなかった。
たちまち、顔から汗がふきだして、息が弾んでくるほどだった。

性交そのものは一と月ぶりではない。
このうえなく優しい恋人と、何度か、愛をかわしあっている。

だが、あの日以来、普通のセックスで満足することはなくなった。どんなに巧みな前戯よりも、ボディコンの胸乳を乱暴に揉みこまれるほうが、はるかに気持ちよかった。しかもカメラ小僧に乱暴されていると思うだけで、躰が燃え上がってくるのだ。

(ち、違うわ。そんな女じゃないわ)

しかし、白いコスパンに包まれた恥丘の膨らみに指が伸びてくると、恥ずかしいくらいに濡れてくる。

昼の間、無数のレンズに狙われたコスパンの股間が、鷲づかみにされ、揉みこまれる。ショーツの股底も擦りあげられた。

まるでマニアたちの欲情のすべてが、この指に凝縮されているようだった。

「うっひっひっ。なんだかパンツが湿ってきましたよ、永瀬さん」
「あっ、ああ……。し、しないで、お願い」

泥沼のなかでもがくような気分だった。
二枚のショーツが横にずらされ、秘苑を生でいたぶられれば、もう立っていることもつらくなる。

「アッ。駄目、ああん」
壁にはすがりつくところなどない。
だから頬を押しつけるようにして、なんとか躰を支えている。

ボディコンの尻を後ろに突き出す姿勢だった。
後ろから責めるのが容易になり、媚肉を激しく刺激されると同時に、乳ぶさも根こそぎ捕まれる。

全身が性感帯になったようだった。
この超ボディコンのコスチュームを責められるのは、裸をいじられるよりもつらかった。

(い、いや。またイかされてしまう……)

デブが囁いた。

「じゃあ、永瀬さん。今日はパンツを穿いたまま、入れましょうか」

「は、はい」

と、答えた自覚も永瀬麗子にはない。

長手袋の指先で、コスパンとサポーターとを掴み、グイッと横にずらす。
煮えたぎる粘膜に、男根が押し込まれた。

「ああっ」

永瀬麗子は、はしたない声をはなつ。

「ハウッ。うううンっ」
「ぼんやりしてないで、ちゃんと腰を使いましょうよ」
「は、はい」
「天下のレースクイーンも、こうなりゃただの牝犬だな」
「あ、ああっ。あン、あン、あン」

永瀬麗子は、嬲りものにされる快楽に身を焼きながら、この肉棒からは離れられないと観念するのであった。

(おしまい)




ご精読、ありがとうございます。

記念にコメントいただければ、
参考&励みになりますので、よろしくお願いします。
[2006/09/09 15:24] | スリーピング・ビューティー | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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